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新婚旅行、日本初は小松帯刀?/かごしま探検の会
龍馬の10年前、霧島へ
(2008 01/27 07:39)
旧小松邸のあった宝山ホール前に立つ小松帯刀の銅像=鹿児島市山下町
 日本初の新婚旅行は坂本龍馬ではなく薩摩藩家老の小松帯刀−。鹿児島市の特定非営利活動法人(NPO法人)かごしま探検の会の東川隆太郎さん(35)が、帯刀の日記をもとにしたユニークな説を紹介している。
 小松帯刀日記(鹿児島県史料集)によると、帯刀は妻ちかと結婚した直後の1856(安政3年)年4月、夫婦で栄之尾(えのお温泉)(霧島市牧園町高千穂の霧島いわさきホテル周辺)を訪れた。
 義父の清穆(きよあつ)の湯治を兼ねたと思われ、ちかと清穆は4月19日に栄之尾に出発、仕事を片付けた帯刀は同22日に後を追った。23日の日記には「栄之尾占大鐘時分着直ニ入湯ナリ(栄之尾に午後6時ごろ着き、すぐに温泉に入った)」とあり、以降12日間「入湯無事」などの記述が続く。
坂本龍馬とおりょうが、日本初とされる新婚旅行で訪れた塩浸温泉にある2人の像=霧島市牧園町宿窪田
 一方、龍馬が薩長同盟を成功させた後、けがの治療を兼ねて妻おりょうと薩摩を旅したのは10年後の1866年。塩浸温泉=霧島市牧園町宿窪田=などに滞在し、これが日本初の新婚旅行とされている。
 薩長同盟は京都の帯刀邸で結ばれ、帯刀は龍馬夫婦の新婚旅行の際には大阪から薩摩までの船に同乗、夫婦を鹿児島市原良の別邸に宿泊させるなど親密な関係だった。
 大河ドラマ「篤姫」に関連した歴史を検証している東川さんは「帯刀夫婦にはちかの父も同行していて今の感覚とは違うかもしれないが、親孝行と新婚旅行を兼ねて霧島滞在を楽しんでいる。帯刀はこの経験を龍馬に教え、勧めたのではないか」と推測。「帯刀の魅力を伝えるエピソードの一つとして知ってもらえば、歴史の楽しみ方も広がる」と話している。
 
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