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小さな踊り手、伝統受け継ぐ/薩摩川内市・新田神社お田植え祭り
(2009 06/09 10:40)
小学生が加わり、見物人を沸かせた「奴振り」=7日、薩摩川内市御陵下町
 薩摩川内市の新田神社伝統のお田植え祭が7日あり、住民が奉納する県無形文化財「奴(やっこ)振り」に初めて小学生2人が参加。泥に漬かりながら、田の虫を払う踊りを務め、祭りを沸かせた。
 奴振りは田植え行事の間、神田を囲んで先端から竹の飾りを垂らした「奴竿(やっこさお)」を回転させる踊り。700年の歴史があり、苗に虫や病気がつかないよう邪気を払う意味があるとされる。現在は同市樋脇の倉野地区と、神社の地元宮内町の2保存会が奉納している。
 小学生が加わったのは宮内の保存会。亀山小6年生の森永雄太君(12)と八丸豊之君(11)が前日、竿作りを見学した際、「やってみたい」と志願したため、急きょ決まった。
 一回り小さな奴竿をそれぞれ担当。足を踏ん張り、順番に「あ、よーい」と掛け声を上げながら竿を回した。後半、興に乗った踊り手が足を取られ、泥に倒れ込むのが見せ場で、2人も大人に交じり泥だらけになっていた。同保存会の上三垣朝吉さん(77)は「後継者養成が課題。2人の参加は心強く、大歓迎」と目を細めていた。
 
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