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ぶらーりぶらり湯めぐり日記
Vol.3

 5月某日  鹿児島市から県道22号を通って約45分の
ドライブ。吹上町までの道沿いは、新緑がキラキラまぶ
しい。車の窓を全開にして、深〜く息を吸い込んだ


 小高い丘の上に建つ健康交流館「ゆ〜ぷる吹上」に到着。風呂から見える夕暮れの景色がイイって聞いたけど…。「運が良ければ、水平線に沈む夕日が見えます。真っ赤に染まって、それは美しいですよ」と桜井勝支配人。グッドタイミングには「沈む夕日をごらんください」と館内放送が流れるそうだ。
 温泉は和洋2タイプあって、男女日替わりで楽しめる。今日は洋タイプが女性用。広々としていて、遠赤外線サウナ、リラックス湯など種類も多い。お湯はサラッとして無色透明の単純温泉だ。
 外に出ると、レンガに囲まれた大きな露天風呂。たっぷりの湯と夕暮れのひんやりした空気に包まれると、んー、極楽!
 残念ながら水平線には雲がかかっていたけれど、空がほんのりオレンジ色に染まってきた。
 見渡せば、数十年前とほとんど変わらないという壮大な吹上浜と松の樹海。世の中が目まぐるしく変化しているだけに、変わらないものってすごーく貴重なのかもと思えてきた。
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 吹上町特産品直売所「かめまる館」は、吹上のシンボル海亀をモチーフにした建物だ。入り口にはタマネギ、キャベツ、アスパラガスなどとれたての野菜、店内には漬物や菓子など加工品が並ぶ。新鮮で、うれしくなる価格だ。ラベルを見ると、すべてに生産者の名前が…。「ここは201人の生産者が委託販売する店。みなさん直接持って来るんですよ」とスタッフ。作った人をなんだか身近に感じちゃう!
 たくさんの特産品から選んだのは、吹上浜沖の海水で作った「渚のあま塩」、ミネラルたっぷりの「ヤマンカン竹炭」、ニンニクが効いた「ゴマだれドレッシング」、素朴で懐かしい味の「ふくれ菓子」。これらは、かなりの”めっけモン“だった。
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芸術&木に囲まれて心いやされる空間
 地元の人ご推薦の店「TATEISHI」は、木の香りが漂うカフェ風レストラン。家庭的な雰囲気が吹上の町に合っている。
 隣のお客が「ここの海老(えび)カレーが一番よね。時々無性に食べたくなるの」と言うのを聞いて注文する。大きなエビは甘くて、頭までイケル。コクがあってまろやかなカレーは、確かにまた食べたくなる味かも。
 オーナー立石光義さんは「ベースから3日間かけて仕込みます。エビはワインで煮込むと、甘みが出るんですよ」とおいしさのヒミツをおしえてくれた。ビーフ、ポーク、エビ3種類のカレーは、それぞれスパイスを違えているそうだ。
 「お客に喜んでもらうのが一番うれしい」という佐世保出身の立石さん。吹上の印象を「時間がゆっくり流れている町」と答えた。
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おいしさのヒミツは天然のバニラビーンズ
 久しぶりに「さつま湖」にやってきた。奥にバラ園があるというので、行ってみることに。
 途中、釣りをしている青年たちに会う。何が釣れるの? 「ブラックバス。ここのはでっかいんスよ」。バラ園まで行ってくるから、後で釣ったの見せてね。
 バラ園まで約20分の道のり。森林浴に、いい距離だ。遊歩道わきに咲いている花を見ながら、のんびり歩く。湖を吹き抜ける風が肌に心地いい。 バラ園はちょうど満開で、サツキもきれいだった。ブラックバスは釣れてなくて、ちょっぴり残念…。
 すぐ近くの正円池で来月はホテイアオイが開花して、薄紫のじゅうたんが湖面いっぱいに広がるとか。もう一回来なくては!    (ぽ)
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DATA
●健康交流館ゆ〜ぷる吹上
 住所-吹上町中原763 
 電話-099(296)6022
 営業- 10:00〜21:00
 休 -第2・4月曜日
(ただし祝日の場合は翌日)

●かめまる館
 住所-吹上町永吉15446
 電話-099(299)3747
 営業- 8:30〜18:00(夏季)
 休 -第2水曜日

●TATEISHI
 住所-吹上町中原2597−3
 電話-099(296)2932
 営業- 11:00〜20:30
(ラストオーダー)
 休 -第1・3日曜日、
   第2・4月曜日

●さつま湖公園
 住所- 吹上町今田923
 電話-099(296)2008(管理棟)
 または099(296)2111
  (吹上町役場まちおこし課)
 営業- 8:30〜17:00
 休 -無休


イラスト  張 佐和子


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かめまる館 さつま湖公園 ゆ〜ぷる吹上 TATEISHI