南日本新聞のウェブサイト373news.comです

メニューをとばして本文へ移動します
'08/07/19 本紙掲載 
38回南日本写真展

優 秀 賞

獲  物

岩重 順一さん(68)
(鹿屋市西原2丁目)

■審査評■

 静かな狩りをするフクロウの迫力をいかんなく語っている。小さなネズミをくわえた瞬間をよく撮ったネーチャーフォトの神髄。鋭いくちばし、たくましい脚、つめも克明にとらえられている。

受賞者喜びの声

■ 撮影の過程を楽しむ ■

 自然の中でけなげに生きる鳥にひかれて約30年。中でもここ5年間はフクロウに重点を置く。夜行性のため撮影時間は深夜になるが、「ひなを守る親心がすばらしい。狙い通り撮影できたときは心が躍る」と徹夜の日々が続く。
 決定的瞬間を撮るための努力は欠かさない。今回の作品も生態研究や定点観測など下調べが功を奏したという。「(いい写真を撮るため)欲があるから飽きもこない。撮影までの過程も楽しみの一つです」と話した。

戻 る


優 秀 賞

魅  惑

黒木 麻衣さん(16)
(姶良町西姶良1丁目)

■審査評■

 女性から見た女性の魅力に着目した。うまい下手というより、「彼女ってすてきなの」というところを撮り、美人写真としてではなく人間の魅力を引き出している。カジュアルで魅力がある。

受賞者喜びの声

■ 日常の雰囲気大切に ■

 昼食の後、自宅のリビングでくつろいでいた。ちょっと暇になり、姉のめぐみさん(18)を撮ることに。「思いのほか、いろんな顔を見せてくれた。うまく撮ろうと考えず、日常の雰囲気を大切にした」と話す。普段から仲が良く、大好きな姉。親しい家族に見せる自然な表情を、愛情を込めて撮影した。タイトルも家族で練り上げ、初出品で入賞を果たした。
 松陽高校美術科で写真と日本画を学ぶ。美術全般に興味があり、授業の楽しさを熱心に語った。

戻 る


奨 励 賞

テレパシー

小田原 希さん(21)
(薩摩川内市五代町)

■審査評■

 友人、家族など身の回りを見つめることで自分を見直し、「迷いはあるが、私はこうしていろんなことを見ているよ」という思いがにじんでいる。大人になる過程の今しか撮れない写真。

受賞者喜びの声

■ 心の動きを収めたい ■

 家族や自宅周辺の風景などをありのままに撮影し、組み写真にした。初出品での奨励賞に「入賞したいと強く思っていた。両親、家族、近所の方々に感謝したい」。
 父親の影響で高校3年生の秋に写真を始め、今春大阪の専門学校写真学科を卒業した。心から会いたいと慕う人がおり、「寂しさ、会いたい思い、悲しさをテレパシーとして送りたい」との願いから作品を名付けた。スタジオアシスタントを務める。「自分の心の動きを写真にしていきたい」





戻る ]
鹿児島市住宅公社
新着情報
南日本新聞の購読申し込み
オススメ情報
記事・画像等の一切の無断転載、二次利用をお断りいたします。これらの著作権は南日本新聞社または各情報提供者にあります。