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'08/07/19 本紙掲載 
38回南日本写真展

優 秀 賞

自 堕 落

冨ケ原公興さん(66)
(鹿児島市西千石町)

■審査評■

 服のぬしの「あー疲れたな。早く身にまとっているものから解放されたい」という思いが伝わり、ユーモラスな日常の1コマを切り取った。黄色い靴下など色味もとてもうまくとらえている。

受賞者喜びの声

■ 手間暇をかけて対峙 ■

 キス釣りに出掛けた5月の雨の日。数時間で帰宅し、ずぶぬれになった服を脱ぎ捨ててくつろいでいると、妻が「おもして格好をして」と笑った。視線の先には、人の足に見えるズボンと靴下がダラリ。思わず、カメラを向けた。
 応募7回目での初入賞にも「こんなものかな」と自然体だ。写真の魅力は「手間暇をかけて、被写体と対峙(たいじ)できるところ」という。「今後もその時々でテーマを見つけ、撮り続けていきたい」と意気込んでいる。

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優 秀 賞

木陰に憩う

池田 穰さん(73)
(鹿児島市大明丘3丁目)

■審査評■

 極楽のイメージ。非常にきれいな風景で、麗しい日の光、清らかで豊かな水の流れ、何物にも代え難い自然の恵みだ。うれしくて思わずシャッターを切った撮影者の気持ちが響いてくる。

受賞者喜びの声

■ 独自性ある表現目標 ■

 10回目で初入賞。県内のほかの写真コンテストでは特別賞の常連だが、「ものすごくうれしかった。祝福の電話もあちこちから頂いて」と満面の笑みを浮かべる。
 作品は、毎年通う彼岸花の咲く豊穣(ほうじょう)の棚田。「風景の奥に潜む里人の思いと棚田の歴史を表現したかった」と話す。退職後に始めた写真は10年目。最近は妻伸子さん(63)と旅行がてら撮り歩く。構図や色遣いを参考にしようと美術館を巡り、写真論も渉猟。「独自性のある表現」を目指す。





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