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'08/07/19 本紙掲載 
38回南日本写真展

南日本新聞社賞

不思議な空間

松岡伊都子さん(52)
(鹿児島市荒田1丁目)

■審査評■

 クラシックなモノクロのソフトフォーカスだけど、古さを感じさせずユーモアがある。おしりの動きがコミカルでリズム感があり、腕や脚など細かいしぐさがよくとらえられていて楽しい。

受賞者喜びの声

■ 愛を感じる写真追う ■

 被写体は優秀賞だった前回と同じ現代舞踊団「マドモアゼル・シネマ」(東京)。姉が芸術監督を務める関係で、リハーサル中に限界まで近づいて撮った。
 7人姉妹がおしりを振ってじゃれ合いながらけんかするシーンで、「照明の明かりの美しさをとらえよう」とフラッシュは使わなかった。カラー、モノクロ用の2台のカメラで交互に撮り、「モノクロの方が表情、動きが出た」。
 「後ろ姿なのに表情がある。コミカルで楽しさが伝わってくる」と出品したが、最高賞受賞に「自信がなかったので、まさかと思った」と驚く。
 鹿児島県の職員。苦手だった写真撮影を克服しようと7年ほど前に県庁の写真部に入り、別の写真教室にも通って腕を磨くと、すぐに県美展で上位入賞。「一眼レフはシャッター音がよく、絵を描くような気持ちで撮れた。面白みに気付いた」
 現在は大隅地域振興局農林水産部曽於支所に勤務し片道1時間20分かけ車で通う。「みずみずしい田植え、朝焼け、夕焼けなど美しい風景が広がり苦にならない」
 撮影は週末。風景が多いが「人の気配が入ったほうが好き」という。今後もダンサーは撮り続けていくが、「ほのぼのとしてぬくもりがあり、愛が感じられる写真が撮りたい」と話す。





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