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クラシックなモノクロのソフトフォーカスだけど、古さを感じさせずユーモアがある。おしりの動きがコミカルでリズム感があり、腕や脚など細かいしぐさがよくとらえられていて楽しい。
7人姉妹がおしりを振ってじゃれ合いながらけんかするシーンで、「照明の明かりの美しさをとらえよう」とフラッシュは使わなかった。カラー、モノクロ用の2台のカメラで交互に撮り、「モノクロの方が表情、動きが出た」。
「後ろ姿なのに表情がある。コミカルで楽しさが伝わってくる」と出品したが、最高賞受賞に「自信がなかったので、まさかと思った」と驚く。
鹿児島県の職員。苦手だった写真撮影を克服しようと7年ほど前に県庁の写真部に入り、別の写真教室にも通って腕を磨くと、すぐに県美展で上位入賞。「一眼レフはシャッター音がよく、絵を描くような気持ちで撮れた。面白みに気付いた」
現在は大隅地域振興局農林水産部曽於支所に勤務し片道1時間20分かけ車で通う。「みずみずしい田植え、朝焼け、夕焼けなど美しい風景が広がり苦にならない」
撮影は週末。風景が多いが「人の気配が入ったほうが好き」という。今後もダンサーは撮り続けていくが、「ほのぼのとしてぬくもりがあり、愛が感じられる写真が撮りたい」と話す。