'11/12/23 本紙掲載 

全国高校サッカー選手権

鹿児島城西の戦力/故障回復 上位への鍵
3年ぶりの出場で闘志を燃やす鹿児島城西

 サッカーの第90回全国高校選手権は30日に開幕、決勝は1月9日、東京・国立競技場である。鹿児島県代表の鹿児島城西は3年ぶり3度目の出場。爆発的な攻撃力で準優勝に輝いた3年前の再現を狙う。
 県大会では準々決勝でPK戦までもつれるなど苦しんだが、決勝では3連覇を狙った神村学園の強力攻撃陣を、徹底した守備戦術で封じ、県総体の雪辱を果たした。しかし、18日の南日本招待ユース大会では、香川県代表の香川西にサイドを破られ3失点。立て直しが急務となる。
 県大会の苦戦の要因は、主力の相次ぐ故障。強烈な左足を武器にチーム一の得点力を誇る有村と、突破で流れを変える椛山が大会前に骨折。決勝で先制点を決めたFW栫も右脚を痛め、招待ユースを欠場した。故障者の回復が上位進出の鍵となりそうだ。
 守備の中心は高さのある中村、熊谷のセンターバック。右の坂元は1対1に強く、左の西口は運動量が魅力。GK徳田は招待ユースでも好セーブを連発した。
 中盤は、展開力に優れた南と、球際に強い前屋の2年生コンビが支える。右サイドの主将松尾は状況判断がよくパスも正確。精神的支柱でもある。左サイドはスピードのある1年生・浜上が、有村の穴を埋めた。
 前線はポストプレーにたけた栫と、万能型の薗田が組む。神村戦と招待ユースで得点を挙げた1年生・向高は、全国でもラッキーボーイになれるか。
 初戦の相手は、県大会で全国総体8強チームを破った新潟西。同ブロックにはプリンスリーグ四国1位の済美(愛媛)、プレミアリーグ西への昇格を果たした作陽(岡山)など、侮れない相手がひしめく。小久保悟監督は「一戦一戦を大事に、目の前の勝負に全力を尽くしたい」と意気込む。

【鹿児島城西・メンバー】

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