'11 10/20,21 本紙掲載 
秋の九州高校野球

鹿児島県勢の横顔

第129回九州地区高校野球大会は22日、大分市の新大分球場などで開幕する。鹿児島県からは、県予選で春秋連覇を果たした神村学園と、予選準優勝の鹿児島城西が出場する。

(メンバー表の数字は学年、◎は主将)

神村学園 (10度目)

投手陣スタミナ十分 打線、要所に5割打者配置

投打に安定した強さを見せ県予選を制した。山本常夫監督が「少ない安打でいかに点を取るかがテーマ」と語る通り、試合ごとに攻撃の幅を広げてきた。九州大会でも上位を目指す。
 平藪、柿澤が左右二枚看板の投手陣は、県予選6試合を失点4に抑えた。平藪は相手の勢いに動じない粘りが持ち味。柿澤は制球の良い速球で三振を量産してきた。ともに先発完投ができるスタミナを持つ。
 打線は要所に好打者を配置する。1番新納は5割近い打率に盗塁8と、足で稼いで攻撃の起点となる。7四死球と選球眼もいい。主軸は、先発なら3番に入る平藪が5割超。好機に強く、犠打も器用にこなす。古賀、大坪もパンチ力十分だ。下位は打率6割5分の7番中園、巧打の9番二河が控える。ともに県予選で本塁打を放つなど、長打も期待できる。


10度目の九州大会出場を果たした神村学園=県立鴨池

鹿児島城西 (8度目)

エース中村 光る制球 打率4割、好機につながり

県予選はノーシードながら堅実に勝ち進み、2季連続の九州大会出場を果たした。制球のいいエース中村の好投と活発な打線がかみ合った試合運びが光った。
 チームをけん引するのは左腕中村。速球、変化球ともにキレがあり、鋭い制球がさえる。
 チーム打率は4割近く、勝負どころでのつながりがいい。1番田畑、2番宅万は巧打に加え、足でかき回せる。3番中島、5番恵はともに打率は4割を超す。県予選では2人で17打点をたたき出した。ここまで調子が上がらなかった4番新屋の復調が待たれる。
 中軸以外でも、6番中村、8番元吉が打率5割と好調。上位へつないで勝利を引き寄せる。
 守備には課題が残る。県予選決勝では3失策と、守りの崩れから失点し、涙をのんだ。九州大会を前に修正した成果が、本番で問われそうだ。


8度目の九州大会出場を果たした鹿児島城西=県立鴨池
戻る ]

373news.comに掲載しているコンテンツの著作権は、南日本新聞社または各情報提供者にあります。2次利用の可否は読者室までお問い合わせください。
Copyright Minami-Nippon Shimbun. All rights reserved.