'08/08/13 本紙掲載
鹿児島実・報徳学園 両監督かく戦う
ベスト8入りをかけて13日の第4試合でぶつかる鹿児島実と報徳学園。ともに私立の伝統校で、豊富な練習で培った堅守と強い精神力が共通する。16強進出は鹿実が12年ぶり、報徳は全国制覇した1981年以来27年ぶり。ともに母校を率いる鹿実・宮下正一監督(35)=写真右=と、報徳・永田裕治監督(44)=同左=に3回戦の抱負とチームの特長を聞いた。
(運動部・堀 巨)
![]() |
![]() |
| −鹿実の印象は。 永田「高校生らしく、まとまりと粘りのあるチーム。投手中心に守りが堅く、似通ったチームだ」 −報徳の特長は。 永田「歴代チームに比べて打力が弱いが、俊足ぞろいで機動力を使える。エース近田を中心に守りからリズムをつくるチーム」 −県大会決勝から3戦連続でサヨナラ勝ち。その要因は。 永田「新入生に200メートルトラックの100周走を課すなど、練習量ではどこにも負けない。怠慢なプレーには、学年に関係なく怒声を浴びせ、グラウンドから出す。厳しい練習が生んだ精神力が、サヨナラ勝ちの原動力だと思う」 −互いの鍵を握る選手は。 永田「エース近田の出来次第。その日の調子で配球を変える力を持っている。1、2番打者の出塁率がカギを握るだろう。鹿実については、岩下君の直球に威力があるという印象」 −抱負を。 永田「守備練習はかなりやってきた。自信がある。うちは地区大会から常にチャレンジャー精神で戦ってきた。鹿実も接戦を制して勝ち上がってきた。胸を借りるつもりで戦う」 |
−甲子園に来て2勝。現在のチーム状態は。 宮下「メリハリのある生活と練習ができている。試合に向かう心身の調整を、選手自身がうまくできるようになってきた。1戦ずつ成長していると感じる」 −報徳の印象は。 宮下「エース近田君は、(2回戦で戦った)宮崎商の投手赤川君と同じタイプの左腕。赤川君には、ボールになるスライダーに苦しめられた。近田君はストライクゾーンに来る球が多い分、狙い球が絞りやすいのではないか。県大会決勝から3戦連続サヨナラで勝っており、ミラクル的な側面もある」 −気をつける選手は。 宮下「投打ともに近田君だろう。打撃にも非凡なものを持っている。うちと同様、終盤の粘りがある」 −勝負の分かれ目は。 宮下「ともに甲子園2戦とも無失策。ミスが出ても引きずらずに立て直せるかがカギ。送りバントや進塁打など、つなぐ野球ができるかも勝敗を分けそう」 −抱負を。 宮下「体力で報徳に負けるとは思っていない。(自身が18年前に進んだ)ベスト8に入り、そして、自分を越えてほしい」 |
[ 戻る ]














