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| 4年ぶりの優勝を果たし、ダイヤモンドを一周する鹿児島実ナイン=16日、県立鴨池 |
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■4強に私立3校
混戦が予想されたが、4強は昨年に続き、第1−4シード校。高い投手力と打撃が抜きんでていた。鹿児島工−神村学園、樟南−鹿児島実の準決勝は、実力伯仲で特に見応えがあった。近年、公立高が力をつける中、8強に私立勢が6校進み、意地を見せた。
鹿実は新チーム結成後、県大会は秋16強、春8強と伸び悩んだが、NHK旗を制してチーム力が上がった。今大会も序盤は苦しんだが、松窪、岩下の両右腕を軸とした堅守を背景に、決勝では打線も奮起。昨夏決勝で神村にサヨナラ負けした雪辱を果たした。
■離島勢が躍進
離島勢が躍進した。南種子は23年ぶりの夏1勝。屋久島、奄美、喜界の3校が16強入りし、喜界は10年ぶりに8強へ進んだ。鹿工との準々決勝は島から140人の応援団も駆けつけ、大会を盛り上げた。特に大島勢は長年「大島勢で10勝」を合い言葉にしてきたが、昨年の10勝に続き、今年も11勝を記録した。
全体的に練習試合が多くなる傾向の中、離島勢は地理的に試合が組みづらい。その分、基礎練習を反復しているのも躍進の要因。「本土チームは練習試合が多すぎる」と指摘する指導者も多かった。
■多かった好投手
大会序盤、シード校が緩い変化球に相次いで苦しんだのも今大会の特徴だった。鹿屋・左腕笹貫は極端なクロスステップ投法で鹿実を追い詰め、鶴丸・堂薗はスローカーブを巧みに使い、樟南を焦らせた。
切れのある直球が光ったのは喜界を8強に導いた相良。隼人工・阿部は2回戦で第5シード鹿商を零封した。出水商の左腕森園、右腕中尾はともに鋭いスライダーを武器に、好投を見せた。
川内・荻、大島・前川、鹿児島南・栗牧ら2年生投手も好投した。新チームが楽しみだ。
■基本プレー徹底を
外野の中継プレーやバッテリーミス、挟殺プレーの精度が勝負を分ける試合が目立った。中継に入る内野手が外野手の近くまで追わないため、外野手が内野手を見失って送球ミスし、余計な進塁を許すケースが多かった。
スライダーなど変化球の低めへの制球が求められる分、捕手のキャッチングが重要になっている。2回戦までの暴投・捕逸は昨年の96から70に減ったが、逆に3回戦以降は35から43に増えた。走者三塁からの暴投、捕逸が決勝点になる試合も目についた。基本プレーをさらに徹底したい。








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