2008/09/23 本紙掲載
西陵小1年(鹿児島市)
立本 真子(たちもと・まこ)さん
| お母さんが、泡(あわ)ハンドソープのポンプに詰め替(か)え用の液を入れていました。袋(ふくろ)に入っているときは液体なのに、どうしてポンプから出てくるときは泡になっているのですか。 |
| お答えします |
柿澤 恭史(かきざわ・やすし)さん
ライオン株式会社
ビューティケア研究所副主任研究員 |
−中でシャボン玉つくる−
真子さんは、シャボン玉をつくったことがありますか。シャボン玉で遊ぶときは、ストローのような細い管(くだ)の先にせっけん液をつけて膜(まく)をつくり、息を吹き込んでそれをふくらませますよね。泡ハンドソープの液を泡にするのも、方法は同じです。
泡ハンドソープのポンプの中にはストローと同じような役割をする目の細かい網(あみ)と、シャボン玉をふくらませるための空気をとっておく小さな部屋(空気室)が取り付けられています。ポンプを押すとハンドソープの液が管を通って網の部分まで送られ、そこにせっけんの膜ができます。同時に空気室から押し出された空気が吹き上げられてせっけんの膜がふくらみ、小さなシャボン玉がたくさんつくられます。それが泡となって、ポンプの口から出てくるのです。
つまり、泡というのは小さなシャボン玉がいっぱい集まってできているんですね。ポンプから出てくる泡を顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)すると、1ミリメートルの間に7個も並ぶほどの小さなシャボン玉がたくさん見えるので、そのことがよく分かります。
私たちの会社は、4年前から泡ハンドソープを扱っています。商品は、小さな子どもでも簡単に手洗いができる方法を一番に考えてつくられました。せっけんや液で出る普通のハンドソープを泡立てるのが苦手な子でも、はじめから泡で出てくれば上手に手が洗えますよね。目に見えやすく、洗い残しの多い指の間や指先まできちんと殺菌(さっきん)できるのも特長です。
ただ、泡ハンドソープは、短い時間でたくさんのシャボン玉ができるように、液の方にも特別な工夫がしてあります。液で出る普通のハンドソープやほかの洗剤を入れてもうまく泡になりませんから、詰め替えるときは必ず専用の液を使ってください。真子さんも泡ハンドソープできれいに手を洗って、風邪予防などに役立ててくださいね。 |
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