「インチク」使い初心者も/平川沖で75センチ
−垂水市・松本さん
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| ▲インチクでマダイ75センチを釣った松本武志さん |
「インチク」で75センチ、5.2キロを釣り上げたのは松本武志さん(31)=垂水市、会社員。本格的な釣りの経験はほとんどないにもかかわらず、思わぬ釣果に「船釣りにはまりそう」と喜んでいる。
松本さんは2日、先輩に誘われて船釣りに初挑戦した。仕掛けは、能登半島発祥の伝統的な漁具「インチク」。疑似餌の一種で、2本の針に、ビニール製のタコをかぶせおもりに結びつけたものだ。
平川沖の水深30メートルあたりをながしながら探っていると、インチクが海底に着く前に、いきなり強いあたりと引きがあった。さおがしなり、ドラグも動き出した。「ひかる丸」の小森浩一船長の指導で、ゆっくりと糸を送ったり巻いたりする作業を約5分間繰り返し、見事にゲットした。
「こんなに大きな魚が釣れるなんて思っていなかった。インチクがよかったのでは」と松本さん。この日はアラとハガツオも釣り上げた。
小森船長は「インチクは、釣れると評判。これから、もっと流行するのでは」と予想している。
しけのなかアジ狙う最中/桜島沖で85センチ
−鹿児島市・待井さん
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| ▲自己最高の85センチのマダイを釣った待井千明さん |
アジ釣りに出掛け、85センチ、9.1キロのマダイを仕留めたのは、待井千明さん(48)=鹿児島市、自営業。
6月29日、しけのなか船に乗り込み、桜島沖小池でアジ釣りを開始。この日は好調で、30センチを超えるアジが30匹釣れた。少し疲れて、さおを置きざおにしていたところ、何かが当たった気配が。「アジだろう」と思い、さおのレバースイッチを入れた。しばらく電動リールにまかせたものの、糸が出ていくほうが多く、自ら巻く作業を5、6回繰り返したという。
「普段からカンパチを釣ったりしていたので、落ち着いてやりとりができた」と待井さん。
マダイはすんなりと上がってきたが、針が唇の下にかろうじてひっかかっている状態。アジ用でセイゴ針16号と細かったため、すっかり伸びきってしまったという。
「ドラグがうまく効くなど道具に助けられた部分もあった。偶然の産物」と喜ぶ。
あまりの大きさに居酒屋を経営する友人に連絡し、大人7人、子供5人で刺し身やフライにして食べた。「次はマダイとカンパチ10キロオーバーを狙いたい」と話した。