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鹿児島わくわく釣行記
<2008/03/20 本紙掲載>
強風に苦戦 記者はボウズ 甑島でエギング大会/薩摩川内・鹿島
 春の訪れとともに鹿児島県内で大型のミズイカが釣れ始めている。堤防では餌木で狙う釣り人も増えてきた。16日、甑島の薩摩川内市鹿島で開かれたエギング大会を取材した。
(文化部・勝目博之)
佐藤さん(同市城上町)優勝
▲優勝した佐藤陽平さん(右)と、いとこの戸島一志さん=16日、いちき串木野市の串木野港
 大会は同市鹿島町藺牟田の瀬渡し船「誠芳丸」(中村徳三郎船長)が主催し初開催。県内のほか熊本や福岡から38人が参加した。
 午前3時にいちき串木野市の串木野港に集合し、2隻に分乗して甑島を目指し出港。同5時に藺牟田漁港に到着した。
 天候は晴れで、風は強かった。参加者は沖堤防や岸壁、沖磯などに分かれ、満天の星空の下、餌木を投げ入れた。
 記者は堤防の先端近くを選んだ。本桐(ほんぎり)製の3.5寸(約10センチ)を使い、20メートルほど遠投した。エギング歴は半年で、これまで2匹しか釣ったことがない初心者。「まさか釣れることはないだろう」と適当にしゃくっていると、同6時前にさおに手応えが。
 ずっしり重く大暴れしていたが、強引に巻いて足元に寄せると白く大きなミズイカ。あせって海面から上げたとたんに糸が切れた。そういえば、リーダーは半年間取り換えず、ぼろぼろだった。その場所でしばらく粘ったがあたりはなかった。
▲「糸ふけを防ぐため、風を背中に受ける場所を選ぶ」と話す藤原由朗さん=16日、薩摩川内市鹿島
 同8時半、隣で釣っていた松元昌明さん(49)=薩摩川内市田崎町、会社員=が0.6キロを釣った。あちこち移動して釣っているという。記者も別の堤防や地磯に移ったが釣れず、終了の午後1時が近づいた。
 帰り支度をしていると、近くで釣っていた藤原由朗さん(42)=福岡市博多区、会社員=が0.6キロを釣った。仕掛けは道糸0.6号、リーダー1.75号、餌木3.5寸だ。潮の流れを利用し、いけすの下に餌木を送り込んだという。「餌が豊富ないけす下にいることが多いが、これまで潮がなく狙えなかった。急に動き出したのでチャンスだと思った」。終了を待たずあきらめた記者はボウズに終わり、藤原さんの言葉を聞いて反省した。
 午後3時に串木野港に戻り、検量。1人2匹までの合計重量で競い、佐藤陽平さん(23)=薩摩川内市城上町、会社員=が2キロ(1.5キロと0.5キロ)で優勝した。2匹とも磯で釣り、道糸PE0.6号、リーダー2号、餌木3.5寸。風が強いため、糸が出過ぎないようにさおを下向きにしたという。コツを「餌木が底に沈むまで1分ほど待ち、2、3回しゃくって5秒後にさおを1回高く上げる」と教えてくれた。
 中村船長(46)によると、鹿島では5、6月に大物が狙えるという。


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