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| ▲「潮の流れを読んでまき餌を打って」とコツを話す市園俊彦さん |
フカセ釣りで、生オキアミを付けた針を遠投し、その近くにひしゃくを使ってまき餌を打ち、チヌを誘い出す方法だ。浮きが沈む動きであたりを見極め、早合わせして口に針を掛ける。
午前7時前から釣り始めたが、小雨で風が強いうえに沈み瀬が多く、記者は何度も根がかりし大苦戦。一向にあたりがなく、仕掛けを回収すると針に餌が付いたままだった。森本さんは「狙った層に魚がいないということ。タナを30センチ刻みで深くして」。
タナを深くしたが、浮きは動かずあたりの気配を感じないのに、付け餌は無くなっていた。「チヌは深場から上がって、餌を口先で吟味してくわえ込み、元の層に戻る。浮きが動かないのは、ちょうどチヌの目の前に餌があって、口に含んでも移動する必要がないから。逆に30センチ上げて。そうすれば、チヌが餌をくわえて深場に戻るときに浮きが動く」と森本さん。
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| ▲小雨と強風の中、磯からチヌを狙う森本博和さん(手前)と市園俊彦さん |
午前8時半ごろ、市園さんの浮きが海中に沈み込んだ。合わせを入れたあと、強い力で引かれた。沈み瀬がある方向に逃げて糸を切れないように、さおを振ってコントロール。落ち着いてタモで35センチのチヌをすくった。午後2時ごろ、森本さんが30センチのクロを1匹釣った。記者は釣れないまま、同2時半に終了した。
森本さんによると、3月中旬から約2カ月間、チヌが産卵のため浅場に群れて集まってくる「乗っ込みシーズン」に入る。タナが一定しないのが特徴で、磯が狙い目だが、堤防でも朝方に釣れるという。










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