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鹿児島わくわく釣行記
<2007/11/29 本紙掲載>
船から五目釣り/鹿児島湾の桜島小池沖
 秋の深まりとともに海水温が下がり、魚の食いもよくなってきた。さまざまな種類の魚を狙う五目釣りには絶好の時期という。12日、鹿児島湾の桜島小池沖であった船釣りに同行した。
(文化部・勝目博之)
  中アジ入れ食い マダイ、中サバも
▲五目釣りで釣ったアジ、サバ、マダイ
 船釣りをしたのは、バスケットボールのクラブチーム「鹿児島レッドシャークス」所属の今井康輔さん(25)=鹿児島市桜ケ丘2丁目=と、スポーツクラブ「ERG」インストラクターの川田将士さん(27)=加治木町反土。今井さんは釣り自体が初めてで、川田さんは5年ぶりの釣行という。
 この日は上町釣具店(鹿児島市小川町)の遊漁船で午後1時半、鹿児島本港を出発。2人のほか、船長の森谷信実代表(46)とその友人、記者の5人が乗船した。
 10分後に桜島小池沖に到着。水深37メートル、天候は晴れで、風が強く、波も少しあった。今井さんと川田さんはマダイ用の仕掛けで、記者はサビキでアジ、サバを狙った。
 午後2時すぎ、今井さんのさおが大きくしなった。「いきなりビューと底に持っていかれた」。糸を巻き上げると5キロはありそうなマダイ。しかしタモに入れる直前、針が外れて逃してしまい、悔しそう。気を取り直し、中サバ、中アジを次々に上げた。
▲アカエイを釣り上げた川田将士さん

 川田さんは600グラムのマダイを釣り上げた。順調に進んでいた午後4時ごろ、異変が。さおごと海に持っていかれそうな強い引きがあり「手にズーン、ズーンと重さが伝わってきた」という。  
 アカエイかかり一時騒然
 川田さんは船底にしゃがんでさおを抱えて耐えた。15分ほど踏ん張った後、少しずつ手でリールを巻き上げた。海面に現れたのは体長1メートルのアカエイ。針を外した後、海に戻した。「腕が痛かったが、ものすごく興奮した」と振り返る。
 記者は海底約3メートル上で中サバを釣った後、中層あたりで中アジを狙った。アジは入れ食いでまき餌がなくても面白いように釣れた。五目釣りはいろんな魚を釣るのが面白いため、釣った豆アジで泳がせ釣りをしてカンパチを狙ったが魚影はなかった。
 午後5時まで5人でマダイ1匹、中アジ20匹、中サバ6匹の釣果だった。その後、鹿児島市内の飲食店に持ち込んで、刺し身や焼き魚などにして食べた。「新鮮でおいしい。どんな種類でも釣れるとうれしい」とスポーツマンコンビはすっかりはまった様子だった。
 森谷代表によると、鹿児島湾ではこの時期、アジ、サバ、マダイはもちろんコロダイ、チヌ、クロ、カンパチ、ミズイカが狙えるという。


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