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鹿児島わくわく釣行記
<2007/10/25本紙掲載>
ミズイカ狙い エギング挑戦/手作り餌木で釣果2匹
 ミズイカシーズンが到来し、餌木(えぎ)を手作りしている町田エギ製作所(鹿児島市宇宿町)では製作のピークを迎えている。エビを模し、丸みを帯びたおしりが特徴の“町田餌木”を使い、初のエギングを楽しんだ。
(文化部・勝目博之)
  「使い込むほどよく釣れる」
▲町田餌木を使い、ミズイカを釣り上げた福留潤さん
 同製作所の町田千鳥代表(44)は20年前から餌木を手作りしている。2.5寸(約7.5センチ)−4.5寸(約13.5センチ)で、色、柄など約70種類。いずれも1000円前後で販売している。
 材質は本桐(ほんぎり)で、プラスチック製より吸水性がよく海水になじみやすいという。3センチ角の角材を削って形を整え、紙ヤスリで研磨し、穴を開けて鉛や針を付ける。布やテープを巻いたり、蛍光塗料を塗ったりして完成させる。「1日2けた作るのがやっと」と話す。こだわりはおしりの形で、エビにより近づくよう丸くしている。
 記者はエギング未経験のため、17年の経験を持つ福留潤さん(34)=同市松原町、会社員=に同行し、10日に同市吉野町竜ケ水の地磯で初挑戦した。記者の仕掛けはエギング用のさお、スピニングリール、道糸PE0.8号、ハリス2号だった。
▲餌木を手作りする町田千鳥さん
 午後3時半から釣り始め、福留さんはあっという間に300グラムのミズイカを釣り上げた。約20メートル遠投し、餌木が底に着いたらピッピッと小刻みにしゃくるという釣り方。「派手な動きの後にイカが食いつく傾向があるので、しゃくった後は動かさないで」。あたりがなければ少しずつ巻き、しゃくりを繰り返す。
 実際にやってみた。あたりがないまま餌木が岸壁近くに来たので、回収しようとすると、偏光グラスを使って水中が見える福留さんは「イカが餌木を追ってきている。縦だけでなく横方向にもしゃくって泳いでいるようにみせて」。指示通りすると、ミズイカが餌木に吸い付き、針にかかった。墨を吐きながら大暴れしたが150グラムをゲット。「イカは岸近くで食いつくことが多い。最後まで油断しないで」と教えてくれた。
 福留さんはこまめに場所を移動し、町田餌木を含む約30種類を使い分け、同5時半までに150−300グラムを計7匹釣った。記者も150グラムを計2匹上げた。
 町田代表は「餌木はイカがかんだり、墨が付くなど使い込むほどよく釣れる」と話す。町田エギ製作所=099(265)8318。


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