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鹿児島わくわく釣行記
<2007/10/04本紙掲載>
 鹿児島湾に複数浮かぶ釣りいかだ。ベンチなどを備え、船釣りよりゆったりできるという。9月下旬、霧島市の福山港沖の釣りいかだに乗り、大物を狙った。
(文化部・勝目博之)
  サビキで豆アジ、小サバ
▲30センチのマダイを釣った折増征雄さん
 釣りいかだはフィッシングゑび寿(霧島市福山)が6年前に堤防から120メートル沖に設けた。10メートル四方の大きさで、日差し除けが付いたテーブルやトイレを備える。水深は50−55メートルあり、この時期はテンビンフカセ釣りでマダイやアジ、イシダイが狙えるという。
 9月23日午前6時に店に集合し、船で福山港を出発、数分後に到着した。晴れでべたなぎ。乗客は7人で、釣り場所はジャンケンで決めた。記者は桜島を望めるポイントを選んだ。
 仕掛けは道糸ナイロン5号、クッションテンビン(太さ3ミリ、長さ80センチ)、まき餌かご、重り20号、ハリス4号、マダイ針10号2本。付け餌はボイルオキアミで、まき餌はアミとボイルオキアミ。
 午前7時から釣り始め、底から中層を狙った。午前9時前、底から数メートル上で突然、さおが重くなった。あたりも引きもなく、リールを巻こうとするが動かない。釣り客のアドバイスを受け、10分間ほどかけゆっくり巻いて中層まで上げたが、縦横無尽に泳ぎ回り、ほかの客の仕掛けに絡まった。5人がかりで仕掛けを上げると、60センチ以上あるアカエイが海面に現れた。
▲ゆったり釣りを楽しめる釣りいかだ
  タモでいかだに上げてよく見ると、針は目の近くのヒレにかかっていた。偶然かかったようだ。海に戻すと悠然と潜っていった。
 「もう大物はこりごり」と、サビキ仕掛けに替えたところ、豆アジ、小サバ、チダイばかり釣れた。隣で釣っていた折増征雄さん(63)=曽於市財部町畠中=は30センチのマダイを釣った。「のんびりでき、大物が釣れなくても楽しい」と満足げ。
 午前10時を過ぎると日差しが強くなり、日陰で休憩。ベンチに座って食事をすると潮風が気持ちよい。思わぬ外道で疲れたため、夕方5時までの予定を切り上げ、正午に納竿(のうかん)。十分海を満喫できた。
 釣りいかだは要予約で、1人2000円。500円でレンタルさおもある。同店=0995(55)2744。


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