ヒラメ狙いで、まずは泳がせ釣りに使うアジを約40匹、イトヨリやサバなども30匹ほど上げた。15センチのアジで泳がせ釣りをしていたところ、午前11時前、置きざおにしていた1本に、ガツンとあたりがあった。さお先が海中に没するほどの強さで、「大物のヒラメだ」と喜び勇んで早合わせしたが、アジだけ食われて逃げてしまった。
2匹目を投入後、すぐに同じようなあたりが。「針が口の中に入るまで食わせよう」と、10分ほど放っておいた。その間、さおがグッグッと動き続けた。引き上げようとすると重く、「もう針は入っただろう」と電動リールで巻き上げようとした。しかし、根がかりしたかのように動かない。仕方なく手動で、15分ほどかけゆっくり巻き上げた。暴れ回りはしなかったが、底に向かってずっと引いていたという。
水面近くでようやく姿を見せ、「歯の鋭さからサメと勘違いした。とんでもないものがかかった」。タモに入りきらないうえ、ウナギのようにぬるぬるすべるため、網に歯を引っかけて船に上げた。かまれる恐怖から、針も外さずにスーパーの鮮魚コーナーに持ち込んだ。3枚におろしてもらったが、アジやサバなどの釣果がたくさんあったため、友人にあげたという。「焼いたらおいしかったらしい。次は自分で食べてみようかな」と話す。
ハモの生態に詳しい志布志栽培漁業センター(志布志市)によると、ハモ、スズハモは東シナ海からアフリカ東部に分布。海底の泥場に巣穴をつくり、夜行性で小魚、カニ、イカなどを食べる。
両者とも最大2メートルまで成長するが、平均値はハモが0.8−1メートルで、スズハモはやや大きい。また、スズハモはハモに比べ、より岸に近く浅い場所に生息するため、同センターは「はっきり分からないが、スズハモの可能性が高い」としている。








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