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 徳之島「闘牛」 2008/05/04

 ゴールデンウイーク後半の5月4日、天城町の平土野(へとの)闘牛場で「第11回全国闘牛サミット in 天城 全島一・中量級優勝旗争奪戦」があった。42秒の短期戦や、20分を超す“大相撲”など全13番の取組が行われ、勝利を収めた陣営からは「ワイド、ワイド」の喜びの声。会場には観光客や闘牛ファンら約3300人が詰め掛け、直径20メートルほどの円形の“リング”で繰り広げられる牛の激闘を満喫していた。

徳之島(徳之島町、天城町、伊仙町)
 決戦前日の夜に牛の持ち主(牛主)や調教師の親族・関係者などが集まり「前祝い」が行われる。牛主は徳之島に住む親族や友人などに牛を預け島外に居住する場合もあり、前祝いでは久しぶりの再会を喜びながら翌日の試合に向けて関係者の気持ちを一つにしていた。

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 徳之島の闘牛は、農作業の労働力としてに使っていた牛を、収穫が終わった時期に闘わせたのが始まりとされ、約500年の歴史があるという。徳之島闘牛のタイトル最高峰である全島一優勝旗争奪戦は1月、5月、10月の年3回。多くの牛主や調教師が、全島一を目指して牛のトレーニングに日々励んでいる。

<動画>ブロードバンド推奨
 闘牛の試合は無制限一本勝負。徳之島では鼻綱を外し自由な形で闘わせている。3つの基本技があり、自分の角を相手の角にかけて首を倒す「角掛け」、顔面などに角を突き立てる「突き」、相手のすきを見て腹部などに突進する「腹取り(速攻)」。それぞれの牛が得意技で相手牛に攻め入る。勝敗は審判団が牛の戦意などをみて判定し、長時間動きがない試合は観客の同意を得た上で引き分けとなる場合もある。

<静止画>
 決戦当日、牛を牛舎から出す際にお神酒と塩を角にかけ、関係者らもお神酒と塩で身を清める出陣の儀式を行う。

<静止画>
 地面を踏みつけながら「ハイウネ(そら行け)」などの掛け声で牛の闘争心をかき立てる勢子が、闘いを盛り上げる。勢子は1チーム3人で、牛に付くことができるのは1人まで。自陣の牛の左側に立つ事が決められ、番付の東方は赤色、西方は白色のたすきをかけている。

<静止画>
 試合を制した牛の関係者らは、太鼓や指笛、ラッパの音に合わせ手舞い、足舞いとともに「ワイド、ワイド」と勝利の喜びを爆発させる。

<静止画>



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