鹿児島市南林寺町の国道225号にあったガソリンスタンドがなくなったと思ったら、しょうゆ屋に変身した。しかも、しょうゆ瓶などをむき出しに展示したユニークなショーウインドーが現れた。夜はライトアップされて、幻想的な空間になる。
しょうゆも石油も扱う丁子屋(本社・鹿児島市卸本町)が、古くなったガソリンスタンドをリストラしてしょうゆのアンテナショップを2月4日に開いた。
ショーウインドーは、地下タンクから石油を吸い上げるポンプ室があった所。「壊そうかと思ったが、ここを生かして何か面白いことができないかと、ディスプレーのスペースにすることにした」と話すのは常務の吉峯信也さん(54)。
真っ白に塗り直した枠の中に、台に載せたしょうゆ瓶、つゆ瓶、ぽん酢瓶、かめ2個、しょうゆ箱を置いた。壁には社員大工慶貴さんの描いた絵、箱、お盆をあしらってアクセントを付けた。シンプルな色と、ほどよい空間バランスがしゃれた印象を与える。
もともと南さつま市加世田唐仁原が本拠地の丁子屋は1735年創業の回船問屋だった。273年の歴史とモダンなショップの対照が面白い。
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