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07/12/15
夕刊掲載
菓子店の新しい趣向
<221> 天文館に“石橋”
 
▲甲突川から消えたはずの石橋が天文館に出現
 
マチカド?散歩 鹿児島市千日町の電車通り沿いに、“石橋”が現れた。8・6豪雨災害を機に甲突川から撤去された旧西田橋に見える。
 橋といっても、店舗の壁面に施された装飾。薩摩蒸気屋(山口学社長)が、天文館店の改装に合わせてこんな趣向を取り入れた。
 「社長のアイデア。歴史と文化をインパクトのある形で表現し、観光客に喜んでもらえば、との思いからです」と言うのは営業企画部長の成瀬一憲さん(41)。「甲突川に昔、五石橋があったというストーリーを残す意味もあります。NHK大河ドラマの篤姫も始まりますから、ムードづくりに役立てば」
 店の間口(幅11メートル)いっぱい、3本の橋脚、石組み、欄干を本当の石で張り込んだ。径間部が出入り口となる。25日に新装オープンの予定。
 30年続いた月ケ瀬という屋号を薩摩蒸気屋に変えて20年たつ。天文館店はその1号店。「感謝の気持ちもある。石橋装飾で売り上げ増を狙うのではなく、地域に貢献したいと考えています」と成瀬さん。
 内装には、丸に十の字が入った鬼瓦も使う。店内に石橋がある菓々子横丁(東千石町)と並び、同社の看板店になりそうだ。
 
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