鹿児島市坂元中学校(玉里団地3丁目、生徒数477人)の正門横に「元気」「安心」「感動」の言葉に加えて、「残り姿の美しさ」という言葉が掲げてある。漢字2字の3つの言葉はわかる。だが「残り姿の−」は? ハテと考えてしまう。
勝手に解釈してみる。部活で校庭に残っている生徒たちに伝えたい言葉なのかも、と。付近の住民に見られても恥ずかしくない姿で部活に励め、と。
谷口孝志校長(58)に尋ねると、真意はちょっと違った。「立ち居振る舞いの後のすがすがしさというか、何か行動した後の整然とした美しさ、落ち着きを表しています。日々の生活の中に、動と静のけじめを求める言葉なんです」。
この4月に着任した谷口校長が、前任の川添純二郎校長から引き継ぎを受けた言葉。5年前につくられた3つの合言葉にプラスして7月末に掲示した。
残り香や残り火、残り物ならわかる。残り姿という言葉にあまりお目にかからないのが「ハテ」の原因のようだ。言葉も教える学校ならば、もっとわかりやすく表現してほしいが、「どういう意味?」と考えさせるのも、ある意味で教育的かもしれない。
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