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07/07/21
夕刊掲載
妙に勘ぐってしまう
<211> 愛人会
 
▲「社会福祉法人」が付いていなければ…
 
マチカド?散歩 「愛人会」という名称を見てドキッとするのは筆者だけだろうか。もし「社会福祉法人」というマクラがなかったら、妙に勘ぐってしまうかもしれない。
 愛人たちの親ぼく組織があってもおかしくない。愛人の立場でなければわからない心の機微を打ち明け合う、癒やし合う。そんなグループがあってもおかしくない。
 社会福祉法人愛人会は、鹿児島市錦江台1丁目で特別養護老人ホーム慈眼寺園を経営する。施設長の川島葉留美さんによると「愛人会」の名は、母体である医療法人にもともと使われていた。義父茂雄さんが1953(昭和28)年に川島病院を開設したとき命名した。
 「西郷隆盛の敬天愛人からきていて、慈愛の心が基本になっています」と川島さんは話す。「つまり、人を慈しみ、弱い立場の方を愛情を持って大切にするという理念です」
 慈眼寺園では、お年寄り60人が10人単位のユニットで家族のように暮らす。職員もユニットごとに張り付く。「この仕事は心の片隅に愛がないと、いっときも取り組めない仕事です」と川島さん。
 すみませんでした。妙に勘ぐってしまって。
 
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