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07/03/17
夕刊掲載
主婦が丹精込めた結晶
<197>  花いっぱいの家
 
▲ここにない花を置いていく人もいるという
 
マチカド?散歩 鹿児島市下福元町の国道225号沿い。影原交差点から山手に少し入ったところに、花鉢に包まれた家がある。どんな人が花を育てているのか。
 会社役員、大茂統士郎さん(66)宅。「花が大好き」な妻の三重子さん(63)が、1人で世話している。種から育てた鉢の数は500を超える。約330平方メートルの敷地に置いたり、つり下げたり。こぼれた種が地面でも花を咲かせる。
 今咲いているのはサクラソウ、ペチュニア、パンジー、シクラメン、ラン、スイセンなど。白、ピンク、紫、赤、黄と彩りも鮮やかだ。
 隣に住んでいた統士郎さんの両親の面倒をみようと家を建てた15、6年前から三重子さんが丹精込めた結晶。毎日の水やり、台風時の防護壁づくりなど欠かさない。水道の使用量がばかにならないため、最近、市の補助をもらって雨水タンクを設置した。
 「咲いた花を見れば元気が出る」と三重子さん。花に向かって、「今年もよく咲いてくれたねえ」と声をかける。家の前を通る人たちも元気をもらうと言う。「だから余計、手入れしなければと思う」。「花がある所」と、付近の目印にもなっている。
 
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