98という数字を見ると、ついバーゲンの価格を連想する。100では買いにくいが、ちょっとでも割ると買いやすい。そんな心理を突いた数字。
鹿児島市武1丁目を歩いていたら、「98%」と大書した看板が目に入った。上に小さく「Tシャツ屋」と添えてある。どうやら「98%」という名の店らしい。要するに、安い店か。
店主坂口スエオさん(48)は、次のように説明する。「アインシュタインの言葉『2%の才能と98%の汗で自分がある』からとった屋号です。つまり天才も、たいていの部分は努力で成り立っているということ。店にも、ごく普通の人に来てもらって、互いにアイデアを出し合って良い物を作りましょう、という意味を込めています。満ちれば欠けるしかない。少し残しておく意味もある」。2006年3月に開店した。
Tシャツ、刺しゅう、ワッペンをオーダーメードしている。最近は高校生や大学生がグループで作るTシャツが増えている。「学級やサークルの活動をイベント化したいとの思いがあるのかもしれません」
市中央公園前で20年続けている店の方には「8081」の数字。電話番号からとった屋号だ。
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