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「八重山高原星物語2008を終えて」
学生運営委員長 鹿児島大学大学院
理工学研究科1年
松井 隆正
猛暑の中準備、成功に笑顔

 今年で7回目となる「八重山高原星物語」が9日、薩摩川内市の国立天文台VERA入来観測所一帯で開かれました。年1回の観測所の施設公開にあわせて、鹿児島大学や地元自治体、NPO法人などが協力して科学実験体験や星空観察などを行い、自然科学や地域への関心を深めてもらうイベントです。
 2002年から始まったこのイベントは、規模拡大に伴い04年から学生ボランティアがかかわるようになりました。06年からは「学生が自ら考え行動する」という考えのもと学生運営委員会を組織して、学生主体で運営してきました。
 今年は約3カ月前から学生ボランティアを募集。鹿児島大理学部や農学部の学生を中心に、鹿児島国際大、第一工業大、鹿児島純心女子大、同短大や専門学校などからも、大学の枠を超えて過去最多の約300人が集まりました。
 それぞれの学生が講義や実習で忙しい中、何度も顔合わせを行い、実験ブースの準備や広報活動を進めることができたのは、隔週の委員会に加え、親睦(しんぼく)会などで結束を深めたからだと思います。
 広報活動では、薩摩川内市や鹿児島市の小学校へ学生が出向いて、イベントの告知をしました。このほか、1000通近いダイレクトメールを用意したり、猛暑の中、鹿児島市立科学館前でビラ配布をしたりと、例年以上に広報に力を注ぎました。
 目玉の一つである科学実験ブースの準備も、学生が行いました。ペットボトルロケット発射実験やスライム作り、ドライアイスを使ったシャーベット作りなど、全部で34もあるので、材料や道具を手配し、準備するのは大変な作業でした。
 当日は、朝から雨が降り、風も強く一時はどうなるかと思いましたが、昼過ぎからは天候も回復。多少準備が遅れながらも、イベントを開始できました。次第に来場者も増え、会場は大変盛り上がりました。
 訪れた子どもたちは、とても楽しそうに実験に取り組んでいましたが、ボランティアの笑顔も印象的でした。あいにくの天候で、満点の星空を見ることはできませんでしたが、大きな事故やケガもなく大成功でした。
 今回、学生運営委員長を経験して、大きなイベントを運営する大変さ、人と人のつながりの大切さなどを学ぶことができました。このような機会に巡り合えて、本当によかったと思っています。わたしだけでなく参加した学生全員が感じているのではないでしょうか。
 学生が運営に携わり、さまざまなことを学べる機会として、今後とも発展させていくべきだと思います。まだまだ不十分な面も多いですが、反省を生かし、後輩にしっかりと引き継いで、来年以降さらに良いものにしていきたいと思います。

['08-08-21]
 



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